店主のこだわり

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 豆腐の味は大豆が命。

豆腐に最適な大豆を探して

農業体験をしたことで自分が作りたい豆腐はどういう豆腐かという事を考えました。土に生きる大豆は農家さんが手塩にかけて育て収穫したものが初めて私たち豆腐屋にやってきます。作る人が分かる大豆は安心できます。

「良い大豆であれば美味しい豆腐ができる。とにかく美味しい豆腐を作りたい。」・・・そんな想いから国産大豆の豆腐を作るようになりました。
そして少しこだわりを持って原材料を考えてみようと思い勉強しました。
素材のおいしさ、品質と安全性といった要素を兼ね備えた最適な品種と産地を探して、たどり着いたのが佐賀県の「ふくゆたか」と長野県の「ナカセンナリ」でした。

凝固剤も変えたり製造技術の向上にも努めてきました。そして現在使用している原材料となり豆腐となりました。
美味しいと思える豆腐、想いのある豆腐になっていると思います。
「三河屋の豆腐でないと!!」と言われ続けるようにこれからも作り続けます。

 
 
 
 
 
 

ふくゆたかの特徴

九州の育成品種「ふくゆたか」は、安定して多収穫の中粒品種です。大豆特有の青臭さが無く、粗蛋白質含有量が高いため、豆腐加工適正に優れた性質を持つ新品種です。
蛋白質含有量が多いので、豆乳に湯葉が張りやすいのが特徴。豆腐の味は、あっさり淡白な味わいになります。

 
 

ナカセンナリの特徴

信州で栽培される「ナカセンナリ」は希少な品種。粒の大きさは、中の大。皮が薄いので、蒸煮で煮えやすくやわらかいため、豆腐や味噌に使われる品種です。
蛋白質は低めなので、豆腐にする場合は固まりにくいですが、糖度は高めで甘い豆腐が出来ます。
 

 
 

小糸在来の枝豆

当店では、地元千葉県君津市小糸川流域で栽培されている在来種「小糸在来」大豆のオーナー制に参加しています。
収穫した枝豆で枝豆豆腐や枝豆がんもどきを製造したり、食育の一環としてお客様の家族と枝豆収穫の体験を行っています。
 

 
 

当店で使用している主な大豆

小糸在来(千葉)やフクユタカ(佐賀/千葉)以外にも、タマホマレ(滋賀)、ギンレイ(長野)、ナカセンナリ(長野)、リュウホウ(秋田)など、商品ごとに大豆を変えブレンドして、さらに美味しい豆腐を目指しています。
 
さらに、ニガリによっても豆腐の仕上がりが異なりますので、三重県尾鷲のものを使用したり、各地のニガリを取り寄せてみるなど、豆腐の味の探求に余念がありません。
これからも「三河屋の豆腐」とご指名していただけるように、さらに工夫を重ねて参ります。

 
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